2006年07月11日
(第1話)パートナーを変えるとき
「ダブルスのパートナーって、結婚相手と同じだね。」
とテニス友達とテニスの後よく話しました。
アメリカから帰国前の約4年間、主に2つのリーグでプレイしていました。期間は9月から3月までで、パートナーは固定です。1チーム、4ペアが試合にでてチームの勝ち数で順位が決まります。
前半の2年間、後半の2年間それぞれ違うパートナーと組んでいました。2年間同じ人とプレーし続けるのは、性格の相性、勝敗のこともありますし、なかなか難しいことだと思います。しかし、それができたのは、我ながら誇れることだと思っています。
最初のパートナー、メアリーは台湾系アメリカ人で、軟式の経験者でした。私がテニスをしているところをコートで見かけ、声をかけられました。彼女は握りが厚くテイクバックした時ラケットの面が地面と平行になってそこからくりだされるストロークはすごく威力がありました。彼女が、セットアップして私が前で決める、というのが私たちのパターンでした。強い相手には彼女は常に後衛にステイします。私がサーブのときはすでに彼女はベースラインにいて、私はサーブを打つとそのまま前衛にいきます。2年間そのパターンで、出るリーグのレベル、自分たちのチームでのポジションも上がっていきました。
性格的にも姉御肌のメアリーと、平和主義の私は(どんな性格?)合っていて、公私共に楽しく過ごしていました。金髪碧眼の白人女性に文句を言われても、彼女はちゃんと言いかえしてくれました。
「Hang on there.(がんばろう)」
「Be patient. (辛抱づよく、ねばろう)」
これが、私たちの決まり文句でした。このころは、私たちはアメリカ人のパワーショットをひろいまくって、メアリーのセットしてくれるチャンスボールを私が決める。というパターンで勝っていました。
彼女は姉御肌なんですが、お茶目なところもありました。球を打つ時気合が入るので、シャラポワのように声がでるんです。それが「うるさいっ」て、時々クレームがつきました。また、彼女はどんな球でもあきらめないんで、ボールを追ってすごく走るんですがその後、止まれなくて、フェンスまで行ってしまって、広いコートを私一人が
「さあ、こいっ!」
て守る羽目になってしまったり。
(彼女とは、笑いあり涙ありの2年間を過ごしました。)
しかし、上のレベルに上がった時、私たちは段々勝てなくなってきました。そのころ、私は、あるクラブの会員になりました。そこで新しいパートナーに出会います。
続きはまた明日。
とテニス友達とテニスの後よく話しました。
アメリカから帰国前の約4年間、主に2つのリーグでプレイしていました。期間は9月から3月までで、パートナーは固定です。1チーム、4ペアが試合にでてチームの勝ち数で順位が決まります。
前半の2年間、後半の2年間それぞれ違うパートナーと組んでいました。2年間同じ人とプレーし続けるのは、性格の相性、勝敗のこともありますし、なかなか難しいことだと思います。しかし、それができたのは、我ながら誇れることだと思っています。
最初のパートナー、メアリーは台湾系アメリカ人で、軟式の経験者でした。私がテニスをしているところをコートで見かけ、声をかけられました。彼女は握りが厚くテイクバックした時ラケットの面が地面と平行になってそこからくりだされるストロークはすごく威力がありました。彼女が、セットアップして私が前で決める、というのが私たちのパターンでした。強い相手には彼女は常に後衛にステイします。私がサーブのときはすでに彼女はベースラインにいて、私はサーブを打つとそのまま前衛にいきます。2年間そのパターンで、出るリーグのレベル、自分たちのチームでのポジションも上がっていきました。
性格的にも姉御肌のメアリーと、平和主義の私は(どんな性格?)合っていて、公私共に楽しく過ごしていました。金髪碧眼の白人女性に文句を言われても、彼女はちゃんと言いかえしてくれました。
「Hang on there.(がんばろう)」
「Be patient. (辛抱づよく、ねばろう)」
これが、私たちの決まり文句でした。このころは、私たちはアメリカ人のパワーショットをひろいまくって、メアリーのセットしてくれるチャンスボールを私が決める。というパターンで勝っていました。
彼女は姉御肌なんですが、お茶目なところもありました。球を打つ時気合が入るので、シャラポワのように声がでるんです。それが「うるさいっ」て、時々クレームがつきました。また、彼女はどんな球でもあきらめないんで、ボールを追ってすごく走るんですがその後、止まれなくて、フェンスまで行ってしまって、広いコートを私一人が
「さあ、こいっ!」
て守る羽目になってしまったり。
(彼女とは、笑いあり涙ありの2年間を過ごしました。)
しかし、上のレベルに上がった時、私たちは段々勝てなくなってきました。そのころ、私は、あるクラブの会員になりました。そこで新しいパートナーに出会います。
続きはまた明日。